ラストワンマイル
という言葉を、ここ数年良く耳にします。正月明けで書くネタがあまりないので、ラストワンマイルを少し紐解いてみようと思います。
特にクロネコヤマト、佐川急便といった個人向け運送会社にとってラストワンマイルをどうやって効率化するか?が課題であり、ここをどうやって人件費を掛けずにスムーズに行うかに皆さん、知恵を絞っているようです。
ワンマイルというと、1.6kmです。
僕たちの世代(40歳代)は競馬全盛期でしたので、マイルチャンピオンシップなどがG1で行われていた際に、マイルという言葉を覚えました。
勉強で覚えるよりも趣味や日頃興味があることから覚える方が頭に良く入ります。競馬って、変な距離で競うのだなぁと最初は思っていましたが、1.2kmは3/4マイル、ダービーなどの2400mは1.5マイル、天皇賞(春)の3200mは2マイルと、マイルとメートルの関係性を競馬や競馬ゲームで覚えた人は少なくないと思います。
話を戻して、ワンマイル=1600mですが、荷物の輸送では自宅で荷物を手渡すときに不在の方が多かったり、時間指定がかかっていて効率化出来ないこともあり、この最後の荷物配送拠点から周辺のワンマイルがとても大変だと言われています。
大手運送会社は地元で短時間パートを雇ったり、置き配ボックスを設置したり、コンビニで受け取れるようにしたり、いろいろな手段を使って、ラストワンマイルの効率化に奔走しています。
置き配ボックス
それと並行するように、無人で運べないか?という技術も陸と空の両方から多くのアプローチがされています。
Amazonが最初に実験をスタートして話題になったドローンの活用や
いろんな形をした自動運転配送ロボットが出てきています。実際に試験的に実施されているようです。
話を強引に捻じ曲げますが、このブログは何かしら弊社製品に紐付けないといけないので、ワンマイルにかかる時間を算出してみました。
2020年のマイルチャンピオンシップは、グランアレグリアが圧倒的1番人気で勝ちましたが、勝ちタイムは1分32秒。時速52.9kmです。
ちなみに、
弊社のホースライディングカーは時速5km程度ですので、ワンマイルを走り切るのに19分ほどかかります。
もう少しゆっくりな
新幹線ロードトレインは会場を時速3kmくらいで走るので、32分かかります。
水上だとハムスターボールは時速1kmくらいですので、1時間以上かかりそうです。
世の中ではラストワンマイルに激しい戦いが繰り広げられていますが、弊社ではワンマイルをゆっくりと楽しく過ごしてもらえるように知恵をこれからも絞っていく予定です。
空飛ぶ自動車が、新年早々大きなテーマとして日経新聞で紹介されていましたが、いつの日か空飛ぶ自動車をイベントでも体験してもらえるように、いろいろな情報を集めながらアイデアを練りたいと思います。