先日、エアー式簡易陰圧室を昨年末までにご納品した病院、介護施設様へ連絡を差し上げました。
実際にどのように弊社のエアー式簡易陰圧室をご利用いただいているかの感想や、こういったところをさらに改良したら、もっといいのに・・・ など、いろいろな声を聴かせてもらった上で、今後の改良や新たな製品の開発につなげたいと思っています。
こちらは1室タイプの利用例です。
ベッドを置いたときにどれくらい介護、看護をする方のスペースが確保できそうかもイメージしてもらえると思います。
いくつかいただいたご意見を紹介します。
医療機器ディーラー様
「既に販売をした施設様が使ってます。良い商品と思うから、いろいろな施設様や企業様に紹介しています。」
「販売をしたお客様に聞いてみると、今後のために追加購入を検討していると言われてたよ。」
病院様
「既に使ってますよ。使用自体がとても楽なので、看護師さんたちでも簡単に使えてます。いろんな知人にはおススメしているよ〜!」
「PCR検査の際に何回か使用している。陰圧装置は電源一つで立ち上がり、陰圧状態をランプが緑色になったかどうかだけでわかるので、見れば誰でも簡単にわかるので、助かっている。エアー式だから仕方ないけど、立ち上げる時に空気を入れるのはやっぱりちょっと面倒くさいよね。」
空気を入れるだけで完成することの最大のメリットは、マニュアルなどがいらず女性でも送風機の使い方さえ分かっていれば、組み立てが出来ることです。そこのメリットを感じて頂けるととても嬉しく思います。一方で、確かに2〜3分くらい空気を入れる際に時間がかかるので、その時はスタッフがついていないといけません。その点はもっと何か工夫出来れば・・・ とご意見をお聞きしながら思いました。
また、お話をする中でこんなご質問もありました。
「簡易陰圧室内の消毒用にオゾンを回しているけど、コードを入れる場所がないかな?」
「底面はマジックテープ式で本体と取り外しが出来るので、一度マジックテープを外してからコードを通して再度マジックテープを付けるといいと思いますが、いかがでしょうか?」
「わかりました。解決しました。」
電話をして良かったなと思う瞬間です。やっぱり、お客様のことを考えて日々仕事をすることはとても大事です。
昨年秋にお問い合わせを頂いたころは、「万が一のために準備をしておく必要があると思って考えている・・・」というお話が多かったですが、冬場になり感染者が増えたことで、多くの場所で既にご利用いただいているケースが思った以上に多いことを実感しました。
これらのご意見を参考にしながら来週明けに陰圧装置を開発して下さった企業様や専門家の先生と会議や情報交換をしながら、商品・サービスで改良できることを一つずつ実行していこうと思っています。